月経困難症の症状と原因となる病気とその予防方法

月経困難症の症状と原因となる病気とその予防方法

月経困難症は日常生活にも支障が出るような強い痛みの症状のことで機能性月経困難症と器質性月経困難症とに分けることが出来ます。器質性月経困難症の原因となる病気は子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症。食事で注意して欲しいのは油っぽいモノ塩分、カフェイン、冷たいドリンクは控える事、ビタミンEを摂取することです。

生理痛と月経困難症の違いって?

生理痛が悪化する

生理の際には大半の女性に痛みといった症状が出てきます。
その中でも日常生活をおくることが出来ない位に酷いケースを月経困難症といった言い、通常の生理痛とは区別して考えられています。
例を挙げると生理の際には痛みが強く、立っていることも出来ずに横になっている。家事をすることが出来ない、痛みがツラクて学校、仕事に行くことが出来ないなどの重い症状のことを月経困難症と言います。

痛みの他にも吐き気食欲不振、下痢、頭痛といった様々な症状が見られるケースがほとんどで月経困難症の女性には生理期間というのは非常にツライものと言えます。そんな月経困難症は大別して器質性月経困難症機能性月経困難症とがあります。

 

 

機能性月経困難症と器質性月経困難症の違いと症状

 機能性月経困難症と器質性月経困難症

機能性月経困難症

何かしら痛みの原因と言える病気がないモノを指して機能性月経困難症と言います。
機能性月経困難症の場合は、生理痛は子宮の収縮が強いから痛みを感じるので生理の初日に痛みを強く感じます。中でも10代の若い女性に多くみられる症状で、加齢によりこの痛みは弱くなるのが一般的と言えます。
生理の際に出血量が多い生理の1~2日目にかけて強い生理痛が起こるのが特長です。

器質性月経困難症

生理痛が長期的に続くケースや、生理が終わった後にも痛みがあるケースは、子宮に何か問題がある、病気である可能性が高いと言えます。さらに急に生理痛が引き起こされるケースもあるので注意しなくてはいけません。大半は20代になってから症状が出てきて加齢と共に痛みが強くなる傾向が見られます。

器質性月経困難症の要因となる3大疾患が子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症で人によっては子宮、卵管、卵巣の感染症と言える骨盤腹膜炎が原因で症状が起こるケースもあります。その場合は生理時に限らず痛みが発生します。さらに子宮筋腫については生理時だけではなく痛みを感じる場合があると言えます。

これから器質性月経困難症の原因である主な病気に関して説明していきます。
まず子宮内膜症は子宮内膜が元々あるべき子宮腔とは別の場所に出来たことで起こる病気です。増殖した内膜組織が子宮内膜と同様に生理時に触解して出血が起こります。宮内膜は出血と一緒に体外に排出されるのですが子宮の他の場所で増殖した内膜組織は排出することが出来ないので体内に溜まり炎症を引き起こし激しい痛みを感じます。

子宮腺筋症というのは子宮内膜が子宮の筋肉層に入り込み増殖する病気を指します。内膜組織は増殖を繰り返すことで周囲の筋肉が硬くなりさらに子宮の壁が厚くなっていきます。そして結果的には子宮全体が大きくなってしまうのです。症状には強い痛みだけではなく、筋肉が硬くなっているので子宮は収縮しにくい状態で出血量が増加し貧血といった症状も見られるのが特長です。

子宮筋腫というのは子宮の壁を作る筋肉の一部が突如増殖しだして良性の腫瘍が出来る病気と言えます。この病気については原因が究明されていないのですが、子宮の筋肉層に発生した腫瘍の芽が女性ホルモンのエストロゲンの刺激により時間をかけて成長すると言われています。そして良性といえども腫瘍が巨大化すると出血の際にレバーみたいな血の塊が出てくるのが特徴と言えます。

今紹介した病気の他にも月経困難症の原因と言える病気は、原因がはっきりしないモノ、下腹部に重くて痛い骨盤内うっ血症候群、淋菌、クラミジアなどの細菌に感染することで微熱や悪臭が強いオリモノが出る骨盤内感染症などを挙げることが出来ます。

 

月経困難症の予防法

月経困難症の痛みにより食欲不振、気力の低下が起こり食事を作るのが面倒になりインスタント、コンビニ弁当で適当に食事を済ませる人も多いのではないでしょうか?
当然、生理の際には栄養バランスがいい食事をきちんと摂取する方がいいと言えますが、生理予定日の1週間前に気をつけて欲しい食事方法について紹介します。

まず脂肪分の過剰摂取はしないで下さい。子宮の収縮に関係しているプロスタグランジンの原料は脂肪と言われています。だから揚げ物といった油分が多い食事は出来るだけしないようにして下さい。タンパク質を摂取する場合は肉類ではなく脂肪が肉より少ない魚、大豆を食べるようにしましょう。

塩分の過剰摂取もNGです。塩分を沢山摂取すると体内の塩分濃度を調節する為に体は水分を溜めてしまいます。その結果、水分が子宮への負担となり痛みは増加します。
あとビタミンEを摂取するように心がけて下さい。ビタミンEには血行促進作用があるので積極的に摂取するといいでしょう。筋肉の疲労物質と言える乳酸は子宮といった筋肉内部に蓄積されることを予防します。ビタミンEを多く含む食品としては大豆、カツオ、ほうれん草ですが脂質を沢山含む食品が多いので過剰摂取には気をつけて下さい。サプリメントで摂取するのも1つの方法です。
注意して欲しい点として生理前には辛いもの、チョコレート、カフェイン、アルコールといった刺激物の摂取は控えて下さい。これらの食品は痛みを強くするので生理期間中の飲食も止めた方がいいと言えます。さらに冷たいドリンクは体を冷やすので痛みを増加させてしまいます。生理中は夏でも常温のドリンクを飲むことをオススメします。
また、陽性食品を積極的にとるもいのおすすめです。

月経困難症

まとめ

月経困難症というのは日常生活にも支障が出るような強い痛みの症状のことを指します。
生理痛とは区別されて痛みに原因がない機能性月経困難症と痛みの原因となる病気がある器質性月経困難症とがあります。器質性月経困難症の原因となる病気の代表的なモノが子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症と言えます。また生理中や生理前に気をつけて欲しい食事方法としては油っぽいモノを控える、塩分は控えめにする、ビタミンEを摂取する、アルコール、チョコ、カフェインなどの刺激物や冷たいドリンクなどは出来るだけ取らないように心がけましょう。

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