生理時の腹痛をひどくしてる原因2つ、知ってますか?

腹痛の原因は子宮の収縮!?冷えと子宮収縮ホルモンを撃退せよ!
腹痛のメカニズム
生理の時、腹痛はどうして起こるのかご存知ですか?
腹痛を緩和するためにはそのメカニズムを知ることがとても大事です。一緒に勉強していきましょう。
生理時の腹痛の原因は、生理直前から増え始める、プロスタグランジンE2という、ホルモンです。
このホルモンが、子宮の収縮を促進して、生理の経血を体外に排出する働きをします。生理には必要なホルモンですが、プロスタグランジンE2の分泌が多すぎると、子宮の収縮を必要以上に促進してしまいそのため、ひどい腹痛が起きてしまうのです。
腹痛の緩和方法
では、どうしたら、腹痛は緩和するのでしょうか?
それは、プロスタグランジンE2の過剰分泌を防げばいいのです。身体が冷えると、血行が悪くなり、子宮が収縮しにくくなります。そうなると、プロスタグランジンE2は、経血を体外に押し出すべく、たくさん分泌します。その結果、腹痛がひどくなるのです。ですから、まず、身体の血行を良くすることが大事です。
プロスタグランジンE2の過剰分泌がある人は、体内のγ‐リノレン酸量が少ないことが分かっています。γ‐リノレン酸は、血栓を解消し、血液の流れを良くする働きがあります。そのため、血行が良くなるのですね。生理時は、γ‐リノレン酸を意識的に摂取するようにしましょう。ただ、残念なことに、γ‐リノレン酸を多く含む食品は自然界にはありません。
しかし、人工的に生産する技術が開発されているので、ドリンクやゼリーで摂取することができます。
腹痛を悪化させないためのポイント!
では、腹痛を悪化させる食品もあるのでしょうか?答えは「ある」です。
例えば、チョコレート。
チョコレートは血管や子宮を収縮させる、チラミンという成分が入っています。せっかく、プロスタグランジンE2の過剰分泌を防いでも、チラミンを摂取してしまっては意味がないですね。また、血行が悪くなってしまいますので、身体を冷やす食べ物もダメです。いくら食欲がなくて、アイスクリームしか食べる気が起きなくても、食べるのはやめましょう。
生理の腹痛 悪化させる食べ物
- チョコレート
- インスタント食品
- マーガリン
- 乳製品
- アルコール
おわりに
人によっては起き上れないほどひどい腹痛に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
しっかり原因を改善して、生理時の腹痛に対する恐怖心を払拭しましょうγ‐リノレン酸をしっかり摂って血行をよくし、冷えを改善すれば、次の生理はもう怖くないです。
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