女性を悩ませる生理痛~生理のメカニズムについて~

若返り作用

生理のメカニズムと生理痛が起こるしくみについて

毎月やってくる生理はどのようにして起こるのでしょうか?小学校や中学校の保健の授業で、赤ちゃんのために準備していたふかふかのベッドが要らなくなりはがれ落ちてきたものが経血で、それが起こることが月経、つまり生理であると習った方が多いのではないでしょうか。ここでは、体の中のホルモンの動きもまじえてもう少し詳しく生理のしくみについてみてみましょう。

 

女性ホルモンが生理周期をつくる
女性周期

生理は女性ホルモンによって周期がつくられています。ひとくちに女性ホルモンと言っても、いくつか種類があり働きがそれぞれ異なります。女性ホルモンは大きく2つに分けられ、1つは卵胞ホルモン(エストロゲン)、もう1つは黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれています。この2つの女性ホルモンが増えたり減ったりすることで、生理周期が生まれます。

卵胞ホルモンは子宮の内膜を増やし、着床しやすい環境をつくる働きがあります。いわゆる、赤ちゃんのためのふかふかのベッドを準備させるのが卵胞ホルモンです。子宮の内膜を厚くし、栄養をたくさん蓄えて受精卵がやってくるのを待ちます。

そのふかふかのベッドを維持し続けるために必要なホルモンが、黄体ホルモンです。卵胞ホルモンだけではこのベッドを維持することはできないため、妊娠には黄体ホルモンが必要不可欠となります。

前回の生理から排卵までの約2週目までに卵胞ホルモンの分泌量が増えていき、排卵のときが卵胞ホルモンのピークとなります。排卵が起こると黄体ホルモンの量が増え、受精卵の着床がいつでもできるよう用意したベッドの維持がされます。

ここで受精が起こらないと黄体ホルモンの量がだんだんと減っていき、ベッドが維持できなくなり、やがてはがれ落ちて外に排出されます。これが生理です。このような流れで毎月の生理が行われています。

生理痛の主な症状は、このふかふかのベッドを外に押し出すために、子宮が収縮するために起こる痛みです。用意したベッドは排卵ごとに新しいものに取り換えられています。不要になったベッドを捨てて、新しいベッドを作るために子宮とその周辺の筋肉が緊張し収縮するため、腰やお腹が痛くなると考えられています。

生理痛には他にも頭痛吐き気お腹のハリ抑うつなど様々な症状がありますが、これらはPMS(月経前症候群)と呼ばれています。これらの症状は今までに説明してきたホルモンの量やバランスが変わるために起こると考えられています。女性の体の中では常にホルモンが増えたり減ったりを繰り返しています。その中でも、生理前は生理に向けて大きくホルモンの分泌量が変化する時期です。そのため体がこの変化についていけずに、不調として現れてきてしまうのです。

女性ホルモンの分泌非常にデリケートなため、日々のストレスや環境の変化、急激なダイエットや冷えなどでも影響を受け簡単に乱れてしまいます。女性ホルモンの分泌の乱れは、生理痛の悪化を引き起こすだけでなく、生理不順をまねく原因ともなるため注意が必要です。なるべくストレスを溜めないよう適度に発散をしたり、生活のリズムを崩さないことを心がけるようにしましょう。

 

まとめ

ここまで生理のメカニズムと生理痛について説明をしてきましたが、生理は病気ではありません。
成長した女性ならば全員が経験するものであり、赤ちゃんを生むために必要不可欠なものです。避けては通れないものなのだから、少しでも苦痛が少なくなるようにしたい、というのが女性の願いです。生理痛を軽減するにはホルモンバランスを整えることが重要であるとお分かりいただけたと思います。生理痛が重い方や気になる方は、まずはこのホルモンのバランスを意識することから始めてみましょう。

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