着床出血とは何?原因とそのメカニズムについて

着床出血

着床出血は卵子と精子が受精後に卵子が子宮に着床する際、絨毛が子宮壁を傷つけることで起こると考えられています。通常の生理より短期間で出血量も少なく、下腹部の鈍痛もそれほどないといわれています。いつもの生理と何かが違うと感じた時は妊娠検査薬を利用して妊娠の有無を確認するようにしてみましょう。

 

いつもの生理と違う場合は注意が必要?

着床出血は卵子と精子が受精後、卵子が子宮に着床する際に、絨毛が子宮壁を傷つけることで起こると考えられています。
軽い痛みや出血などがあり、全員に起こるわけではないのですが、個人差があるため全くない人もいます。50人に1人くらいの確率で起こり、微量な出血が起こります。
感覚的には、後であれが着床出血だったと思う人が多いそうです。妊娠していても着床出血がない場合は多く、着床出血はなかったけれども、普段よりおりものの量が多かったり粘り気があったという場合もあって、その症状は様々です。着床出血がないからといって着床が起こってないわけではなく、普段とは違う出血が見られるという場合には注意しておくことが必要です。
自分自身で着床出血と生理の違いを見分けることは難しいものです。しかし、妊娠に気づかないことで、薬の服用や飲酒、喫煙などをしてしまって、お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまうことにもなりますので、いつもの生理と何かが違うと感じた時は、まずは妊娠検査薬を利用して妊娠の有無を確認してみましょう。

妊娠?PMS?

着床出血とはどんな症状があるの?

着床出血はすべての妊娠過程で起きるわけではなく、50人に1人くらいの確率が現れるといわれています。妊娠初期に起きる生理的な出血ですが、生理と同じタイミングで出血することが多くなっており、生理だと勘違いする人もいます。
通常の生理による出血と比較すると、短期間で出血量も少なく下腹部の鈍痛もそれほどないことが多いといわれ、特徴としては真っ赤な色の鮮血がでることが多いと言われています。いつもの生理よりも軽いと思う場合には着床出血の可能性があります。
着床出血の際に痛みが伴う場合もあります。これを着床痛といいます。医学的根拠はないのですが、実際に痛みを感じる人もおり、着床痛の特徴は、排卵日から1、2週間くらいの間の着床時期に生理痛に似たチクチクするような腹痛のような症状を訴える人が多いようです。
ただし、生理痛の症状と酷似しているため、普段の生理痛との区別をつけるのが難しい場合が多いといえます。腹痛がひどく痛い場合や長引く場合には着床出血に伴う痛みではない可能性があるため、早めに産婦人科を受診したほうがよいでしょう。

腹痛

 

着床出血があった時の色や量、時期は?

着床出血はすべての妊婦に起こる出血ではありません。そのため、着床出血がないからといって、着床できていないというわけではありません。
着床出血の色は個人差が大きいのです。おりものの色や状態で妊娠かどうかを判断するのは難しいと考えられています。例えば、茶色いドロっとしたおりもの状のもの状の経血がでる場合や、うっすらした血が数日続いたあと真っ赤な鮮血の状態の経血が出る場合もあります。
そして、生理と勘違いすることも多く、通常の生理でも同じようなおりものになることもあって、妊娠が判明して初めて着床出血だったと感じるひともおり、様々です。
着床時の出血量は、微量の場合がほとんどで、おりものに色がついていると思う人がほとんどだといわれています。まれに生理と変わらないぐらいの出血量が出る場合もあり、着床出血が起こる時期は、生理予定日の1週間前~生理予定日となっています。着床出血は数日たったら止まることが多く、まれに1週間以上続く場合もあります。生理不順がある場合には着床出血なのか不正出血なのかを見分けるのが難しいといえます。
しかし、子宮外妊娠でも、少量の出血がみられることがあります。そのため、心配な場合には産婦人科を受診するようにしましょう。

 

着床出血と生理との違いは基礎体温でみる

着床出血は、色、量、時期ともに普段の生理とあまり違いがなく、見分けるのが難しいと考えられ、絶対的な違いはほとんどないといわれています。そこで、見分けるのに役立つのが基礎体温なのです。

女性の体は、排卵期になると女性ホルモンであるプロゲステロンが分泌されます。このホルモンには体温を上げる作用があり、妊娠しやすい体作りをする働きがあります。この時体は高温期と呼ばれる、比較的高い体温が続く時期になっています。妊娠が成立すると、プロゲステロンが分泌され続けることで高温期がさらに続きます。妊娠が成立しなかった場合にはプロゲステロンの分泌量は減少して基礎体温が下がっていき、そのまま生理になっていきます。

基礎体温が下がっていった場合には、着床出血ではなく生理の可能性が高くなるのです。もし、高温期が2週間以上続いている場合には妊娠初期症状の一つと考えられています。といっても生理予定日1週間前くらいまでは高温期が続いている場合もあるので、基礎体温による見分け方が絶対的な方法ではないといえます。
しかし、着床出血を見逃さないためには、普段から自身の体の生理周期を把握しておくことが大切です。なお着床出血が量が多い場合は不正出血や他の病気が原因になっている場合もありますので産婦人科を受診することが大切です。もし、少量の鮮血の場合にはさほど心配はないと考えられています。着床出血は、通常のおりものに血が混ざる程度か、少量の出血の場合がほとんどです。個人差はありますが、中には生理とほぼ同じような量の出血があったという場合もあります。

基礎体温でわかる体の変化

着床出血の原因とメカニズムについて知ろう

着床出血の原因にはいくつか考えられます。
受精卵着床時に、胎盤が形成される過程で、多くの血管が子宮内膜の絨毛膜に入り込み、その際に子宮内膜が少量溶けて出血が起こるといわれています。
また、子宮内膜の絨毛膜が子宮内膜を傷つけてしまうほかにも、女性ホルモンが生理と同じように作用することで出血が起こる場合もあります。受精卵が着床したごく初期、ホルモンが妊娠前と同様に働くことで生理と同じような出血が起こるのです。生理か着床出血か、妊娠していないのか否かを出血だけで判断するのは大変難しいと考えられますので、妊娠検査薬などで確認をしてみることをおすすめします。

受精卵は子宮内に着床する際に子宮膜を溶かしながら奥に進んでいきます。その際、子宮膜にある血管が溶かされてしまい、血液が子宮内に漏れ、着床出血として排出されることで起こる受精卵による組織融解というメカニズムによって出血が起こるといった場合があります。
さらに、着床出血と同じような生理的な出血に排卵出血と呼ばれる出血があります。これは、排卵の時期、生理の終わりから2週間後ごろに約2、3日の間、出血が少量起こることをいいます。排卵によっておこりますので受精はしていません。妊娠しているか否かは関係なく起こります
このような排卵出血がおこる理由として、卵子が卵巣から子宮に送られるときに出た血液が原因となる場合と、排卵前と排卵後のホルモンバランスの変化によって子宮内膜の一部が剥がれ落ちたことが原因の場合があり、生理的なもので心配はいらないと考えられています。しかし、たまたま排卵期と重なったか、別の婦人科系の病気による不正出血の場合もあります。

妊娠しているかどうかを調べるのに妊娠検査薬を利用することができます。
妊娠している場合には、生理予定日には妊娠4週目に入っていることになります。着床と同時に女性の体内でhCGというホルモンがつくられ、生理予定日ごろから尿中にも排出されていますので、タイミングを見て妊娠判定薬でその有無を調べると妊娠しているかどうかを調べることができます。
生理周期が安定しておりわかっている場合、生理予定日ごろに着床出血があったら、正確な反応がでるタイミングとしてはその1週間後といわれています。
また、不妊治療でhCGのホルモンの投与を受けている人やかかりつけの医師の指示を仰ぐようにしましょう。妊娠検査薬で陰性反応がでたので安心して、薬やたばこ、お酒、X線検査などを受けてしまったところ、その3日後に陽性が出てしまったということもあります。陰性の結果でも、着床出血らしき出血があっても妊娠の可能性はなくなったわけではありませんので、生理が始まらない場合には3日後の再検査まではお酒などは控えておいた方がいいといえます。
また、妊娠検査薬を使用し、尿検査で妊娠反応が陽性と出たけれども、着床が続かずに出血とともに受精卵を排出していまうことを化学流産といいます。
科学流産は生理と似たような出血やひどい腹痛などの症状が起こることがあります。妊娠検査薬を使用しなかった場合には、生理と区別がつかず、流産かどうかわからないまま生理の出血と考えて過ごす人もおり、気になる場合には産婦人科を受診するようにしましょう。

経血

 

着床出血はいつごろ起こる?気になる期間

着床出血は排卵後1、2週間たった生理予定日の約1週間前から生理予定日前後くらいの時期に起きるといわれ、生理予定日前後の出血であるために生理と間違えられることも多くあります。
着床出血は生理的な現象のため、その後の妊娠には影響はないといわれています。しかし、排卵1、2週間後の着床出血の時期を大きく過ぎた頃に起こる出血は着床出血ではなく、他の原因で起きた妊娠初期の不正出血である可能性が高いと考えられています。
妊娠中は子宮の出口のところが弱い状態になってしまうので、ちょっとした刺激でも出血しやすく、物理的な刺激で弱い部分が擦れて出血したという可能性もあり、切迫流産である可能性も否定できませんので、産婦人科で確認してもらうほうがいいといえます。

 

着床出血があった時の注意点とは何?

着床出血は生理的な原因で起こる出血ですので、受精卵や胎児の異常で起こった出血ではありませんので、その点は心配する必要はありません。生理と比較した時、血が少量で4、5日以内におさまれば流産などの心配はありません。出血後も落ち着いて状況を判断することが大切です。

妊娠初期症状としては、基礎体温が高い時期、微熱が3週間以上続いていたり、乳房に張りがあったり、眠気が強い、風邪のような症状があるといった症状がある場合、着床出血のようなものがみられてから7~10日後には妊娠検査薬で妊娠の有無を調べることができます。そこで陽性反応がでたら、すぐに産婦人科を受診しましょう。
着床出血は排卵から1週間後くらいにみられる出血です。なぜ、排卵から着床出血までに1週間もかかる理由としては、受精卵が受精してから7日目まで子宮の内側でゆらゆらと浮かんでいるためなのです。精子は卵子よりも生命力が強く、アルカリ性になった卵管の中では2、3日生きていられます。
その間卵子が排卵され、受精が完了します。受精卵は受精後3日間ほどかけてゆっくりと子宮へと運ばれていきますので、受精してから7日目まで子宮の内膜に着床しないのです。そのため、着床出血は排卵から最低でも7日間かかってしまうのです。

 

着床出血を経験したお母さんたちの声を紹介します。

2日目も3日目も全く生理が始まらず、出血も止まり、おかしいと思って検査薬を試したら妊娠、ということがありました。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp着床出血を生理と勘違いしてて 実は妊娠していた方いらっしゃいますか? .

 

私の周りでは生理予定日あたりに出血し出産した友達や知り合いが割りといます。
jineko.net生理が来たのに妊娠って!? すべての広場 .

 

生理が一周期こなくて「体調が悪いのかな」とおもっていたら、次の周期には普通通りの生理がきて、そして翌月、また生理がなく、生理不順になったのかと産婦人科を訪ねたら、なんと妊娠4ヶ月目だったとのこと
bebimati.seesaa.net生理がきても妊娠していたという話.

 

2回妊娠して2回ともありました。透明なおりものに混じって真っ赤な血液が出ました。私の場合は1~2日で終わりましたね。茶色じゃなくて鮮血でした。
tell-me.jp着床出血経験された方いますか?生理….

 

生理の時期に出血があったんですが、量が少なく茶色い出血が続き、いつも最初の3日間くらいは鮮血なのでおかしいなぁ〜と思って念のため検査薬をしたら見事陽性‼︎ 妊娠していました!
tell-me.jp着床出血経験された方いますか?生理….

 

1人目はなかったけど2人目はあった。生理とは違ってすぐに止まったから出来たと思った。
mamastar.jp【集計】着床出血ありましたか?.

 

普通に生理の量、生理の期間で、1ヶ月後に妊娠が分かり、受診したら、1ヶ月前の出血は生理じゃなかったことを知りました。その時も痛みはなしでしたが、妊娠していたようです。
mikle.jp生理?がきたのに妊娠していた方(育児掲示板@ミクル).

 

まとめ

このように妊娠がわかってから、「あの出血が着床出血だったのね」と後々わかるケースが多いようですね。
自身では着床出血と生理の違いを見分けることは難しいといわれています。しかし、妊娠に気づかないことで、薬の服用や飲酒、喫煙などをしてしまって、お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまうことにもなりますので、いつもの生理と何かが違うと感じた時は妊娠検査薬を利用して妊娠の有無を確認してみましょう。
着床出血は生理的な原因で起こる出血で、受精卵や胎児の異常で起こった出血ではありません。着床出血があれば、タイミングを見て妊娠の有無について確認してみましょう。
その他にも危険を伴う出血の可能性もありますから、「いつもの生理と違うな…」と思ったときは、早めに病院で診てもらいましょう。

 

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