生理の出血が少なくなる原因、5つ教えます!

腹痛

 

生理の出血量には個人差がありますが、極端に少ない場合には注意が必要です。過小月経と呼ばれる状態は、どんなことが原因として起こるのでしょうか。その対策方法や予防方法について説明します。このような症状で悩んでいる場合には病院を受診することも大切です。その原因を突き止めてきちんと解消しましょう。

 

出血が少ない過小月経とその原因について知ろう

生理の出血量には個人差があって、多めの人や、少なめの人などがいますが、生理の血がどのくらいあれば普通なのか、どれくらい少なければ異常なのでしょうか。
生理の出血量には個人差がありますが、異常ともいえる場合、どんなことが原因として挙げられるのか、その対策方法、そして、予防方法について紹介したいと思います。悩んでいるばかりではなく、その原因を突き止めてきちんと解消することが大切です。

落ち込む女性

通常の生理の出血量ってどれくらいなの?

女性ならば10代から生理が始まります。それから毎月ある生理ですが、閉経まで続きます。
閉経は40代~50代くらいになって迎える人が多く、
生理で出血する血液の量は1周期では、20グラム~140グラムといわれています。
もちろん生理の出血量には個人差があります。生理の期間は5日~7日間というのが平均的な日数です。個人差はありますので、もっと多いとか少ないという場合もあるでしょう。しかし、大体これくらいの経血量ならば健康体と考えられています。
生理時の出血量は、ホルモンの状態によって大きく変わってきますが、いつもとあまり変わらない量であれば大きた問題はないといえます。
ナプキンを変える目安でいえば、生理の出血量が一番多くなる生理1日目~3日目までの間に2時間に1回くらいの割合でナプキンを替えるというくらいの出血量が健康体の女性の平均的な経血の量といえます。
もし、1時間もしないうちにナプキン交換が必要な量であったり、量の多い状態が生理中毎日のように続いていたり、逆に少なすぎたりすると、出血量という点でいえば正常の範囲内とは言いにくい状態といえます。
経血の色も薄かったりレバー状のような血の塊頻繁に出ていたりする場合にも同様です。このような状態であれば、女性ホルモンや子宮の状態などに異常が見られることもよくあり、経血の状態から体の状態をある程度知ることができるのです。

経血

生理の状態は年齢とともに変化する?

生理が始まる時期を初潮といいます。早い場合には10代以前に初潮を迎える女性もいますが、多くの女性は10歳~14歳くらいの間に迎えることが多いといわれます。
初潮頃は、まだまだ体内の女性ホルモンのバランスが不安定で、排卵を伴う月経が始まると、体調を崩したり、生理痛で悩む人も多くいます。生理周期も不安定で、経血量もそれほど多いわけではありません。排卵のない月経を無排卵性月経といいますが、無排卵月経は経血の量が全体的に見ても少なめです。
また、閉経を前にした40代くらいの女性の場合、子宮や卵巣の機能が衰えてきますので、これまで定期的にあった月経周期が乱れたり、生理が長くなったりするという傾向があります。それに伴い、経血の量が段々と少なくなっていきます、このような変化はむしろ自然なことですので、生理については大きな問題はないといえます。
しかし、月経が定期的にあるべき20代や30代の女性に大きな経血量の変化があった場合には注意が必要です。20代は生理周期や経血量などが安定する時期です。
もし、経血量や生理周期などが客観的に見てもかなり不安定な状態になっていれば、かなりの高確率で外的要因による異常が発生しているといえます。
またこのことは30代の女性にもいえます。ただ30代の女性の場合、女性ホルモンの分泌量が35歳くらいをピークに少しずつ減少していきます。
そのため、経血量に若干の変化が認められることはあります。しかし、大きく変化が見られる場合には何かしらの異常のサインかもれませんので注意が必要です。

☆一緒に読んでおきたい☆
生理に伴う心身の症状は年代ごとに違ってくる?

 

生理の出血量が少なくなる原因について

生理の出血量が少なくなること過少月経といいます。
毎月ある生理の出血量が、ある日突然少なくなってしまったという場合は過小月経です。過小月経には器質性過少月経機能性過少月経の2種類があり原因が5つほどあると考えられています。

 

1つ目がストレス
2つ目がダイエット
3つ目が甲状腺の異常
4つ目が子宮が傷ついたことに由来する原因
そして5つ目が出産です。

 

多くの女性に見られるのが器質性過少月経ですので、その原因から説明します。
器質性過小月経は、卵巣機能の低下や卵巣機能が未発達で起こるとされています。ストレスなどがあると、卵巣機能の低下が起こることが多いです。この場合、ストレスの原因を取り除くことで改善が期待できます。
しかし、子宮が未発達で卵巣の機能低下が認められる場合もあります。ちょうど初潮が始まった女性や、10代の頃、過剰なダイエットを行ってしまい、必要な栄養が十分得られなかったという女性に多く見られます。体が成長する時期に、栄養素が足りていないわけですので、自然と経血の量も少なくなってしまいます。また、ダイエットによるホルモンバランスの乱れも関係しています。そのような場合には、病院を受診して適切な処置を受けることが重要です。
あまり太っていない人は神経質になってダイエットを行う必要はありません。過激なダイエットは体に負荷をかけてしまうだけですので、不必要なダイエットは行わないようにしましょう。
また、ストレスが原因で過少月経が起こる場合には、ホルモンバランスが乱れていることが指摘されています、改善策は、できるだけストレスを溜めないようにすることです。女性の社会進出に伴って増えてきたといえ、できるだけストレスを溜めないように上手に解消しましょう。
そして、まれに甲状腺に異常がある場合にも経血量が減ることがあります。バセドウ病という甲状腺の病気になると経血が減るだけでなく、生理周期にも乱れがおこります。甲状腺は甲状腺ホルモンという出血を止める機能に深くかかわっているホルモンが分泌されており、このような場合もホルモンバランスの乱れが原因といえます。
そして、出産などに関わることが原因で過小月経が起こる場合です。この場合、子宮そのものに傷がついてしまったことが原因で起こり得ると考えられています。例えば、帝王切開での出産経験があったり、感染症の罹患経験があったり、人工中絶の回数が多い場合や子宮内膜炎を起こしたことがあるといった場合などがあります。

そして、2種類目の過少月経である機能性過少月経については、無排卵周期症黄体機能不全などの病気との関わりが原因として指摘されています。主な原因は器質性過小月経と同様、過剰なストレスと、それに準じて起こるホルモンバランスの乱れです。
また、年齢が原因になることもありますが、こちらはあまり気にする必要性はありません。もしも生理周期に過剰な程の変化が認められる場合は注が必要です。

そして子宮内膜炎など、子宮に傷がついて細菌に感染してしまうなどの直接的な原因で、子宮機能が低下してしまうということもあります。
また、妊娠をした場合にも生理は起こりません。生理期間中なのに突然血が止まった場合で、しかも経血の量が異様に少なければ、妊娠した可能性も考えられます。妊娠すると生理は起こらなくなりますが、人によっては受精卵着床時に着床出血が起こることもあります。
生理による出血なのか、着床による出血なのかを見分ける場合、出血の期間に着目します。生理の場合は期間が5日~7日くらいですが、着床出血はわずか3日程度です。ですから不用意に薬を服用したりしないようにしましょう。

過少月経は血の量が少なくなるため、面倒なことがなくなるので好都合と思ってしまう人もいますが、しかし、過少月経は将来、不妊の原因にもなりますので、生理が来なくなったりした場合には、早めに病院を受診したり、予防対策を行ってください。

婦人科受診

生理の出血を正常に戻すためにはどうしたらいい?

年齢や病気が原因ではない過小月経の場合は、殆どがストレスが原因といわれます。
特に異常が現れやすい20代や30代はストレスが溜まりやすい年代といわれていますので、自分自身はストレスをあまり感じていないと思う時でも注意しておきましょう。ストレスは知らないうちにかなり蓄積されてしまっている場合もあります。
また、精神よりも体の方がストレスには正直でるものです。そのため、しっかりとストレスを解消する方法を見つけておきましょう。生活のリズムの乱れが原因でストレスを感じることもあります。

その場合、生活リズムを整えたりすることも必要になります。ホルモンは規則正しい生活を送ることで、正常に分泌されきちんと働いてくれるのです。日ごろの夜更かしの習慣を改めたり、睡眠時間をしっかりと確保したり、残業が続いていて睡眠時間がしっかりと摂れないという場合には、残業を減らすように工夫したり、できるだけストレスをためないようにしましょう。

そして、生活習慣を改善するだけでは解消しきれないことが原因だった場合には、医療機関を受診して薬やホルモン剤などを処方してもらいましょう。生理の周期が異常と感じられる場合ホルモン剤などは生理周期を正しい状態に戻すのに効果的な方法です。

さらに、機能性過少月経の場合、無排卵月経かきちんと調べておくべきことです。逆に出血量が増えたり、することもあります。妊娠してからも出血してしまうこともあります。そのような場合には、必ず病院に行ってきちんと検査や検診を受けるようにしましょう。
その際、日頃から基礎体温をつけて体の変化を把握しておくと、受診の際にもきちんと自身の体の状態についてしっかりと説明することができます。

基礎体温でわかる体の変化

 

出血量低下の予防にはどんなことが大切?

過少月経の予防に何よりも効果的な方法は食生活を整えてホルモンバランスを改善することです。ホルモンを整えるような食べ物をしっかりと摂取しておく必要があります。
また、ホルモンバランスの乱れはストレスによっても引き起こされますので普段のストレスの解消も重要です。
過小月経を予防するために役立つ食品として、大豆がおすすめです。
大豆製品に多く含まれているイソフラボンは有名で、女性にとってとても嬉しい成分です。イソフラボンはイライラを抑える効果もあり、納豆や豆腐などからも摂取でます。豆乳をコップ一杯だけ飲むだけでも違います。これらの食品の摂取を毎日続ければ、ホルモンバランスの改善対策になるのです。
大豆のイソフラボンは更年期障害で悩んでいる女性にもおすすめです。
毎日欠かさず食べるようにしましょう。
また、女性ホルモンの働きを調整する栄養素はビタミンEです。ビタミンEはタラコやあんこう、大葉などにも含まれており、冷え予防効果もあります。
冷えるとホルモンバランスを崩しやすくなります。そうなると、生理中の激しい頭痛や便秘などとして冷えの症状が現れるので、冷え性の女性はビタミンEをできるだけ摂取するようにしましょう。

また、最近アンチエイジング効果があるとして注目されているプラセンタもおすすめです。貴重な成分なので少々割高感が高くなるかもしれませんが、子宮自体には必要な栄養素です。プラセンタは赤ちゃんと母親を繋ぐ胎盤から摂れる成分です。子宮の機能が低下に悩んでいる場合には効果があるかもしれませんので、ぜひとも試してみましょう。
そして、たんぱく質アミノ酸ミネラル酵素などもホルモンバランスの調整効果に効果的な栄養素を豊富に含んでいます。これらの栄養素は免疫力の向上にも役立ちます。
ただし、これらの栄養素は食物から摂ることがなかなか難しいので、美容ドリンクやサプリメントなどを利用することで手軽に摂取できます。

さらに、シソ油エゴマ油などから摂取することが可能な不飽和脂肪酸のオメガ3もおすすめです。消炎効果があり、ホルモンバランスの改善効果もある成分です。ですので、子宮内膜炎などになってしまった場合などには非常におすすめです。
ただし、オメガ3加熱すると壊れてしまいますので、加熱はしないように注意しましょう。

栄養素を蓄えたり、蓄えた栄養素の効果を発揮させるには起きているときよりも寝ているときの方が何倍も効率的です。そのため、睡眠時間をしっかりと確保することができるということが前提といえます。
また、たくさん食べればたくさん栄養を摂れると考えていると、カロリーオーバーになってしまって、逆に不健康になってしまいます。ローカロリーで、できるだけたくさんの栄養素が摂取できるようなメニューを選ぶことが大切です。どの食材にどの栄養素が入っているのかがよく分からないという場合には、サプリメントや美容ドリンクを利用してみましょう。

大豆製品

 

まとめ

そもそも「過少月経」という名前を知らなかったり、そのような現象があることをしらない女性も多いでしょう。さらに、身体的な不調も現れないことから、自覚症状もないままに放置されるケースもあります。はっきり言ってかなり軽視されている問題なのです。
不妊の原因が、生理の出血量が少ないことを放置した結果だったなんてことになっても、後悔しませんか?
きちんと対処することで、将来不妊に悩んだり、無月経に悩んだり、無排卵月経に悩んだりするリスクが減らせます。自分のためにも、パートナーのためにも、生理から受け取れるメッセージを無視せず、きちんと対処しましょうね。

 

◎女性ホルモンのバランスを安定させたいあなたへ


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