おりものの役割と基本的な知識について

悩む女の子

おりものの重要な役割は自浄作用と受精をサポートする事で健康の為にも必用不可欠なモノです。おりものは加齢や生理周期により変化しますし、病気などのサインの場合もあるのでおりものの状態を確認する習慣をつけましょう。健康なおりものは透明、白で臭いもほとんどしません。それ以外の普段と異なる場合は病院に行くようにしましょう。

 

おりものの役割と普段と違う場合考えられる病気とは

デリケートゾーンに関する話というのは女性同士であってもなかなかすることがないので間違った認識のまま自己流の手入れをしている人も少なくないと言えます。なのでここではおりものに関する知識と役割を説明していきます。

おりもの

・おりものの重要な役割とは

おりものというのは子宮頚部、膣から分泌物と子宮、膣より剥がれ落ちた古い細胞が混ざったモノだという事が出来ます。一般的には無色透明か白っぽい感じで少し粘り気があるのが特徴で、月経前後と排卵日にはおりものの量が増加し少々臭いが強くなるケースがありますが、その他はさほど臭いがないものです。おりものは下着が汚れる原因となるといった風にネガティブな印象があるかもしれませんが女性の体の健康を維持する為には必要不可欠なモノなのです。おりものの作用の1つが自浄作用で細菌が膣内に増殖するのを予防する働きがあります。おりものの作用によって膣中はpH4.5~5.0程度の弱酸性となりデーテルライン桿菌と呼ばれる善玉菌が大腸菌、カンジダ真菌が増殖するのを予防します。さらに排卵期になると受精をサポートする作用もあり、精子をおりもので守り卵子までの移動を助ける働きがあります。

・おりものは加齢により変化します

おりものの分泌量は卵胞ホルモンと密接に関わりがあり思春期の初潮が始るくらいからおりものの分泌がスタートし20歳前後に卵胞ホルモンのピークとなりおりものの量が増加します。その後卵胞ホルモンの分泌量は低下し更年期が近くなるとおりものの量はさらに減少する傾向があります。

・生理周期によりおりものが変化する

おりものは生理周期により変化し、月経終了後に増加し排卵期が1番おりものの量が増えて透明から白っぽい色になりゼリー状となるのが特徴です。あとおりものの色が黄色に近くなったり、普段よりも量が多いといった場合は免疫力が低下し細菌やカンジタといったモノに感染している恐れがあるので普段と違う状況になった場合は出来るだけ早めに病院で検査するようにして下さい。

・確認は怠らないでサインを見逃さないように

おりものの状態というのは身体の健康状態を反映しています。なのでおりものの量が増加したとか減少したというのは少しくらいなら問題ないと言えますが、極端に色や臭いの異常がある時は体からの重大なサインということが出来ます。おりものが出ることは普通のことで何もおかしい状況ではありません。だからおりものが気になる人も洗浄のし過ぎには注意して下さい。おりものの作用として膣内に潤いを維持し雑菌から体を守る働きがあります。過剰に洗浄することで必要な善玉菌を失う恐れがあり、その場合は逆に感染症のリスクが高くなります。日常的におりものの状態を確認することが健康を維持する為には大切だと言うことが出来ます。トイレに行った際にトイレットペーパーに付着しているおりものを確認する習慣をつけておきましょう。

デリケートゾーン

 

おりものの色や臭いで健康状態がわかる

・健康な場合のおりもの

健康な状態の場合は、おりものの色は透明もしくは乳白色となります。ただし実際に出る際には膣の粘膜、細胞といったいろいろなモノが混じった状態なので少しクリーム色となっているのも正常の範囲内と言うことが出来ます。臭いに関しては基本として無臭となりますが酸性の性質があるので少々酸っぱい臭いがするケースもあります。あと生理前になると血が混じってしまう場合があり臭いが強くなることもありますが、それもさほど気にする必要はないと言えます。

・水っぽく量が多い

胃腸が弱っている時には水っぽいおりものとなるケースがあると言えます。さらにクラミジア頚管炎の可能性があるので、水っぽく量が多いおりものが出た場合は、病院に行くようにしましょう。クラミジア頚管炎は悪化したら発熱、下腹部痛といった症状が出るので注意が必要です。その場合は抗生物質を1週間~2週間程度摂取することで治療することが可能ですが、病院に行かずに放置し悪化した場合は不妊症の原因となるので気をつけて下さい。

・ピンク色、茶色のおりものが出る場合

ピンク色もしくは茶色のおりものが出る場合は血が混じっているので、不正出血があるサインと理解して下さい。生理前ではなく長期的に続くのなら病院に行くようにしましょう。原因として考えられるのが子宮がん、クラミジア頚管炎、子宮頚管ポリープといった病気などが挙げることが出来ます。

・ヨーグルト状でボソボソしている状態

カンジダ腟炎にかかっている人はそんな形状のおりものになってしまうケースがあります。痒みを感じるケースも多いから病院に行って診察してもらい薬を処方してもらって下さい。

・膿みたいな黄色、鼻水みたいな黄緑色

膿みたいな黄色、鼻水みたいな黄緑色のおりものが出た場合は、淋菌感染症、大腸菌などの細菌性の腟炎の恐れがあります。これらの場合は抗生物質により治療が可能なので早めに病院に行ってください。

・腐ったみたいな強い臭いがする

膣内で雑菌が繁殖する、異物がある場合はおりものの臭いが強くなる事があります。その際に痒みと強い臭いが出るといった症状が出る場合は、トリコモナス腟炎の可能性があると言えます。トリコモナス腟炎なら黄色、黄緑色に泡立ったおりものとなるケースもあるのでそんなおりものが出た場合は注意が必要です。

 

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