女性の一生の生理がくる回数と病気、寿命との関係は?

生理と寿命の関係

現代病ともいえる婦人科の病気。10人に1人の女性がなにかしらの婦人科系の病気があるという統計が出されています。
このように近年急増している婦人科の病気には子宮筋腫子宮内膜症子宮がん卵巣脳腫卵巣がん月経前症候群(PMS)月経不順月経困難症などが挙げられます。
これらの病気が起こる原因として、専門家の中では女性の生理が起こる“回数”が増加していることと深く関係しているのではないかという意見も出ています。
というのも、現代社会では結婚の晩婚化、子供を産まない女性の増加、出産数の減少、出産年齢の高齢化、母乳を与えずに育てることなどによって女性が生理になる回数が以前よりも確実に増えているからです。
それでは実際に現代女性と昔の女性の生理回数を比較して考えてみることにしましょう。

 

歴史に見る生理の昔と今

三世代ファミリー

まずは現代の女性ですが、仮に初潮が12歳として、50歳で閉経したとすると38年間生理があることになります。毎月30日周期で生理になったと仮定して、1年で12回×38年=456回生理が来ることになります。出産を経験すれば1~2年間×出産回数生理が来なくなりますから実際の回数はこれよりも少なくなるわけですが、2014年の日本の出生率は1.42人と考えると、出産を経験して20回生理が来なかったとしても436回生理になります。そうです、現代女性は一生のうちに400回~500回もの生理を経験しているのです。

今度は戦前の女性について考えてみましょう。戦前の日本では子供は5人以上なんて当たり前。多い時には8~9人もいることも普通にありました。昔は今よりも栄養状態が悪かったために成長が遅く、初潮も今ほど早くありませんでした。仮に15歳で初潮を経験したとして、50歳で閉経すると計算した場合、毎月30日周期で生理になったと仮定して1年で12回×35年=420回生理が来ることになります。そこから出産した際の生理の回数を引くわけですが、昔は母乳を飲ませることがほとんどで栄養状態も今ほどによくなかったので、授乳中は生理が来ないことが多くありました。それで仮に9人出産したとすると子供1人につき約30回生理が来なかったとして270回を420回から引くと150回。

現代女性が一生のうちに400-500回の生理を経験するのに対して、昔の女性は3分の1の150回。一生のうちに経験する生理の回数が今よりもずっと少なかったといえます。
女性ならば誰もが経験する月経。初潮が始まってから閉経まで毎月繰り返します。健康な女性であれば平均28日~35日の周期で生理が来るのですが、現代の女性は生理の回数が多い分、卵巣からの排卵も多くなり、子宮の使われる回数も多いために酷使された子宮や卵巣にトラブルが起こる確率が高くなっています。月経量が増えたり、生理痛がひどくなったり、更なるトラブルを引き起こしていきます。子宮も卵巣もたまには休ませてあげたいところですが、こればかりはとても難しいのが現状です。

 

男性の寿命と女性の寿命を生理期間の違い

手をつなぐ男女

さて、このように女性にとっては痛みを伴い非常に厄介に思える月経(生理)ですが、苦しい経験をしてもやはり女性は長生きです。実際に日本人の平均寿命を調べてみるといつの時代も男性よりも女性のほうが長生きです。さらに調べてみると面白い発見がありました。
ネットサーフィンをしていて見たとある記事によると「女性は生理の分だけ長生き」なんだそうです。
えっ?ほんと?どういうことなのでしょうか?せっかくなので2014年の平均寿命と、先ほどした生理になる回数の計算を合わせて考えてみました。

2014年に厚生労働省が発表した日本人男性平均寿命は80.5歳。それに対して女性86.8歳。男性よりも女性のほうが6.3年長生きの計算になります。
それでは女性の一生のうち生理の日はどのくらいの期間あるのでしょうか?
前のほうで記載した現代女性の生理の回数は子供を1人産んだ場合一生のうちに436回となります。
毎回の生理が5日続いたとすると、一生のうちに生理になる日は2180日=5.97年になります。
日本人男性と女性の平均寿命の差は6.3年女性が経験する生理の年数は5.97年
両方ともほぼ6年とすると、女性は生理の分だけ男性よりも長生きしていると考えることができるでしょうか(^^)?!
それはもしかしたら偶然なのかもかもしれませんし、そうではないかもしれませんが、いずれにしても女性にとって厄介な生理期間が男性と寿命の差とほぼ同じならば、生理の時間はおまけでもらえている期間と考えられるかもしれません。

それならば生理の期間は無理に頑張りすぎず、ゆったりと過ごして子宮や卵巣をいたわってあげることができるかもしれませんね。今は生理休暇などもありますから上手に利用して体調管理をしっかりできるでしょう。

 

まとめ

女性にとって切っても切れない生理。子供を産むためだけでなく女性の身体の健康を維持するためにも非常に大切な役割を果たしています。一生のうちの6年、400~500回も向き合わなければならないのであれば、きちんと理解してしっかりとケアをし病気にならないように予防をしたり、病気であってもうまく付き合っていけるようになりたいものですね。

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